逆ダイエット(デブエット)で体重を増やすには、
ダイエット(体重を落として痩せる)後に訪れるリバウンドにヒントが隠されているんです。
ダイエットで痩せた人が、
その後の食事方法を誤るとまた元の体重、または元の体重以上に体重が増えてしまうのがリバウンドですよね。
このリバウンドは、
体内の血糖値が大いに関係しています。
その前に気をつけるポイントをおさらいしておきましょう。
血糖値は急激に上昇させるのは身体にとってよくありません。
ダイエットではもちろん、
逆ダイエットで体重を増やす時にもなるべく血糖値の上昇幅は緩やかな方がいいことを覚えておいてくださいね。
それでは、
逆ダイエットに活用できるダイエット後のリバウンドのメカニズムを見ていきましょう。
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→【逆ダイエットの気をつけたいポイントとは?】
GI値が高い食品を常に食べるようにする
GI値とは、
グリセミック・インデックスの略で、食品ごとに体内で糖に代わり血糖値が上昇するスピードを測った値のことです。
このGI値が低い食品を食べる事によって血糖値の上昇が抑えられて太りにくい身体に変化させるのが通常のダイエット。
このメカニズムを利用して、
逆ダイエットやデブエットではGI値が高い食品を通常の食事から食べていくのがいいでしょう。
ここで忘れてはいけないのが、
逆ダイットとは筋トレをメインとした運動とセットで実施していくということ。
ただ単にGI値が高い食品をたくさん食べてむやみに血糖値を上げても、
キレイに太ることはできませんし、なによりも体内に血糖値が平均的に上昇して思わぬ疾患を引き起こす恐れもあるんです!
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→【逆ダイエットでは砂糖は控えるべき?】
GI値が高い食品とは、
白米・うどん・パスタ・食パン・おもちなどです。
これらを普段の食事に加えていくようにしましょう。
(ダイエットをしている人からすればなんとも幸せに映るかもしれませんね(笑))
GI値が高い食品を食べる回数を増やしていく
GI値が高い食品がわかったら、
あとは摂取カロリーをたくさん取るべく食事の回数を増やしていきましょう。
ダイエットのリバウンド防止方法として、
いきなり食事回数を1日3食に増やすのではなく、はじめは1食または1.5食から開始してだんだんと食事回数を増やしていくのが一般的です。
その際、
当然ながらGI値が低い食品を選ぶのがリバウンドを防ぐポイントになるのですが、逆ダイエットではまさにこの逆を行くことで体重が増えやすい身体へと変化させましょう。
1日3食ではなく、
できれば4~6回の食事回数を維持できると体重が増えやすくなります。
「1日に4~6食も食べられないかも・・・」
と不安になる人も多いでしょう。
いわゆるキチンとした食事を4~6食もするのは時間的にも非現実的ですよね。
ですが、
例えばおにぎり1個でもいいので食事をする回数を増やす感じでも全然OKなんです。
1回の食事に、
ざるそばやざるうどんをツルッと食べるだけでも逆ダイエットには効果的です。
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→【うどんやそばも逆ダイエットにはGood?】
そうすることで、
脳や胃腸に「常に食べ物が口から入ってくるのでどんどん消化しなきゃ!」と記憶させておけば消化機能もどんどん活発になってきます。
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→【栄養吸収を促すピペリンは逆ダイエットの救世主?】
具にタンパク質豊富な具材を使ったおにぎり、例えば鮭おにぎり1個でもサクッと食べればその分カロリー摂取になります。
筋トレもはじめのうちは少ない負荷でもきつかったのに、
だんだんと慣れてくると重い重量でも持ち上げられるようになりますし、「もっとイケるかも?」とさらなる上を目指せる筋力がつきますよね。
それと同じで、
食事や摂取カロリーも慣れが必要で、その慣れを克服できれば身体が順応して摂取カロリーをそのまま体重増加へ反映してくれるのです。
逆ダイエットでキレイに体重増加を目指すのであれば、
食事の回数や間食の回数をこまめに増やしていくことがポイントとなるのです。
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→【逆ダイエット成功には筋トレは不可欠?】
GI値が高い食品とタンパク質を同時に食べるようにする
GI値が高い食品を食べて血糖値を上げれば体重増加に繋がりますが、
その際に筋肉の元になるタンパク質も同時に摂取するとさらに逆ダイエット効果が期待できます。
デブ(ごめんなさい)の人達から圧倒的な市民権を得ているメニューのひとつが、カツ丼です。
カツ丼のカツは豚肉と脂と卵、たまねぎと甘みのあるタレ。
これらがGI値の高い白米の上でホッカホカに踊っているのですよ。
まさに血糖値上昇分のオンパレードです。
カツ丼をこよなく愛する人は、間違いなく体型はがっちりしていますよね(笑)。
これからもわかるように、
逆ダイエットのためにGI値が高い食品を食べる際、一緒にタンパク質も食べるとさらに体重増加が見込めるのです。
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→【逆ダイエットのコツは血糖値の上昇?】
パスタであれば、
なるべくそぼろや肉を使ったメニュー(ミートソースなど)を選ぶ。
うどんを食べる際は、
意外とタンパク質と糖分が豊富な油揚げが乗った【きつねうどん】を食べる。
こうした工夫が、
逆ダイエットに効果的なのです。
しっかりと筋トレや運動を同時にこなしていれば、
ただ単に脂肪がついてデブになってしまう、なんてことはありません。
筋肉の元になるタンパク質を同時に摂取すれば、
きっと一定期間後はほどよい筋肉がついた逆ダイエッターの身体になっているでしょう!
さあ、レッツタンパク質です!
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→【逆ダイエットに最適な食品とは?】
まとめ
ダイエットの方法は世の中にたくさんあります。
その方法は、
視点を変えれば逆ダイエットに応用できるものばかりなのです。
ダイエットも逆ダイエットも、
目標の体重やスタイル、サイズを目指して筋肉を増やし脂肪を減らすことには変わりはありません。
逆ダイエットでキレイに太るには、
ダイエットの方法やリバウンドのメカニズムを利用するのも賢い手なのです!
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